帰国から1年の振り返り

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昨年の12月30日を振り返ってみると、たった一年前なのにとても遠い記憶のようで妙な気分になってしまう。

確か朝5時頃に目が覚めて、空港に行く前に先輩に会えるか、いや、それ以前に、本当に帰国してしまうのか、私は。もう決まった事実に対して認めたくないのか、逆に期待しているのか、全く片付けられない頭を必死に回したことを思い出す。

ただ帰国を決め、その後の計画は全く立ててない自分がとても慣れなかった。人生は計画から始まるものであると、強く信じていた自分だったからこそ、人生の大事な分岐点をここまで無計画で選んでしまう自分のこれからが不安で仕方がなかった。しかし、無計画で動かしたものだからこそ「どうにかなる」という変な勇気も湧いていた時期でもある。今考えてみると、らしくない選択で勝手に動き出した自分に思いっきり振り回された最後の日ではなかったのかと。

それからの1年は長がったと言えば長かったし、あっという間だったと言えばあっという間だった。自分なりに頑張って一日ずつ歩いて来たら、5つも資格を取って、レベルアップして転職までできた。妙にダサかったスタイルから抜け出し(笑)、エンジニアらしくハイテクデバイスもいくつか持ち、人生初めて運動まで始めたのた。もっと上を目指したい!と思いながら github とか(その延長線でこのブログまで始めたり)小さいテクニカル勉強会まで開いたり。気は強いけど天然だと言われた日本での数年間から抜け出すまでの時間はそんな長くはなかった。いつの間にか、辛さを我慢してさらに上を目指す「元の自分」に戻ってきたのだ(正確には戻ってしまった、の方が正しいのかな)。

1年前の自分と比べたらどっちが幸せなのか、それは言いづらいかも。心地良かったのは単じて日本での私。で、今は不幸なの?と言われたらそれも微妙。毎日を最善を尽くすのは確かに疲れるが、そのぶんはっきり得られるものがあるから。どんな人生の中でどんな自分として生きるか、決めるのも自分だし、どんな人生であろうと持ち主も自分自身。なるべく後悔を最低限に残す毎日を作って行きないと。

そしていつか、数年前の「じゅりさん」を記憶してくれる皆さんに、その間「ジュヒョン」はここまで成長しましたと、胸を張ってお見せできるように生きていきたい。